第二の人生に向けた「行政書士」合格格闘記

60歳定年を前に、行政書士試験に2年がかりで合格した私の受験ノウハウや所感等について紹介します

【第16回】 行政書士試験で勉強する科目と法律について

行政書士試験って、いったいどんな科目が出題され、どの法律を勉強するんでしょうか・・・?

こんにちは、デジタルと行政書士の二つのスキルでビジネスの課題解決をお手伝いしたい、コウです。

このブログでは60歳定年を前に、行政書士試験に2年がかりで合格した私の受験ノウハウや所感等について紹介しています。

さて、今回は行政書士試験における法令科目の範囲について紹介したいと思います。

行政書士試験の法令科目の内容と出題数は、次のとおりです。

  • 憲法:五肢択一5問、多肢選択1問
  • 民法:五肢択一9問、記述式2問
  • 行政法:五肢択一19問、多肢選択2問、記述式1問
  • 商法・会社法:五肢択一5問
  • 基礎法学:五肢択一2問

以上の合計で46問となり、これ以外に一般知識問題14問を併せて、全部で60問となります。

問題数から見て、民法行政法が中心であることは明らかですね。

行政書士とは行政庁に対する手続を代行する仕事なので、当然のことと言えます。

行政法とは、行政手続に関連する法律の総称で、具体的には行政手続法、行政不服審査法行政事件訴訟法国家賠償法地方自治法が主要な試験範囲となります。

前々回のブログで六法について書きましたが、六法を購入する場合には、これらの法令が網羅されているものにすべきであり、三省堂「デイリー六法」なら必要にして十分かと思われます。

 

ko-2ndlife.hatenablog.com

 

会社法は1,000条近くもある法律で、まともに勉強すると膨大な内容になりますが、試験では5問しか出題されません。

したがって過去問分析により内容を絞って、つまり、ある意味ヤマを張って臨む必要があり、各受験講座の腕の見せ所となります。

独学では、このあたりが難しいかもしれません。

基礎法学とは法律学習における基礎知識で、例えば大陸法古代ローマを起源とし、フランスやドイツで発達した法体系)と英米法(イギリスで樹立され、アメリカに伝えられた法体系)との違いとか、法律の中で使われる用語の定義といった内容です。

試験の最初の2問が基礎法学問題なんですが、なかなかいつも厄介な問題が多く、この冒頭2問で出足をくじかれることが多いです。

ちなみに私は今回の試験で、基礎法学は2問ともバツでした・・・。

いかがでしたでしょうか。

今後は、私の具体的な勉強方法などについても紹介していきたいと思います。

では、今回はこの辺で失礼します。


 

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