行政書士試験の記述式問題は民法2問、行政法1問の合計3問で、配点は60点。私の勉強法は・・・?
こんにちは、デジタルと行政書士の二つのスキルでビジネスの課題解決をお手伝いしたい、コウです。
このブログでは60歳定年を前に、行政書士試験に2年がかりで合格した私の受験ノウハウや所感等について紹介しています。
さて、ここまで択一問題を中心とした勉強法を述べてきましたが、行政書士試験では記述式問題も3問出題されます。
1問20点で、合計60点満点ですから、結構ウェイトを占めることとなります。
不合格に終わった1年目は、わずか10点しか取れませんでした。
択一問題の自己採点結果が156点だったため、記述式で24点取れれば合格基準点180点に到達することにはなります。
出来が良くなかったので、ダメだろうとは思いつつも、一縷の望みを託して、翌年1月25日の合格発表まで、2ヶ月余りもヤキモキしながら待たざるを得ませんでした。
そして結果として不合格でした。
2年目の挑戦では、もうそんな思いをするのはイヤだと思い、択一問題のみで合格基準点180点取ることを目標にやってきました。
とは言え、記述式の勉強もしなかったわけではありません。
記述式問題は、基本的に過去問で出たものはもう出ないと考えて良いと思います。
したがって記述式問題の過去問をやることにはあまり意味がなく、予想問題でトレーニングすることが重要だと思います。
アガルートの講座では、「総まくり記述80問」という予想問題集が教材として付きますので、これを毎週日曜日に5問ずつやっていました。
私が作成した「演習ノート」には、記述式問題用として、本試験の答案用紙と同じ45文字マス目のフォーマットも作成してありますので、ぜひ使っていただければと思います。
下記のサイトで、演習ノートのフォーマットを無料でプレゼントしています。
問題文を読んだときに、何を聞いているのか、そのポイントがパッと頭に浮かぶまで、繰り返しトレーニングすることが必要かと思います。
あと、問題集をやる中で、漢字の練習もしておくほうがいいですね。
法令関係の用語は、難しい言葉がたくさん出てきますよね。
普段、PCやスマホのキー・タイピングしかしなくなり、字を書く習慣が極端に減っているのではないでしょうか。
行政書士試験で頻出の用語、「錯誤」、「詐欺」、「逸脱・濫用」、「附款」、「比較衡量」、「治癒」など、正しく書けるでしょうか?
また、それほど出題可能性は高くないかもしれませんが、「牽連性」、「囲繞地」、「宥恕」、「羈束行為」、「欠缺」、「参酌」など、普段の生活ではほとんど聞いたことがない用語も、ひと通り書けるように練習しておいたほうが良いかと思います。
誤字で回答すると減点されかねませんしね。
怪しい場合はひらがなのほうがマシかもしれません。
2回目の挑戦では、択一問題の自己採点で、180点には届かなかったものの、172点まで取れていたので、まず間違いないだろうと心穏やかに合格通知を待っていたところ、記述式でも28点を獲得できており、トータル200点ジャストでした。
この結果から、記述式の出来具合は、択一問題の実力値に比例することを実感しました。
当然と言えば当然ですが。
では、今回はこの辺で失礼します。