本試験まで残り約1~2ヶ月の時期に受ける模試。ここで自分の弱点を分析して、ラストスパートをかけることが合格に直結することは間違いありません。
こんにちは、デジタルと行政書士の二つのスキルでビジネスの課題解決をお手伝いする、デジタルビズ代表のコウです。
このブログでは60歳定年を前に、行政書士試験に2年がかりで合格した私の受験ノウハウや所感等について紹介しています。
さて、前回、前々回と模試について書いてきました。
模試の受験後に各問題の復習をすることは当然として、全体的な結果をきっちり分析して、ラストスパートの材料にすることが、極めて重要になります。
私の場合、挑戦2年目の昨年、アガルートの講座に付属される模試以外に、他の受験校の会場模試を3つ受けましたが、法令科目に関して、行政法は19問中おおむね16~18問が正答、憲法は5問中4問とか、場合によっては全問正解など、かなり完成度が高まっていたのに対し、民法は9問中4~5問と、ここが弱点であることははっきりと見えました。
なので、残りのラストスパート期は民法に重点をシフトして徹底的に強化するようにしました。
具体的には、毎日の問題集実施を「取り混ぜ方式」により、それまでは民法5問、行政法3問、憲法2問、商法・会社法2問の1日12問セットで行っていたところ、模試以降のラストスパート期は民法8問、行政法2問、憲法1問、商法・会社法1問の合計12問と、極端に民法に寄せた配分に変えました。
この場合でも、全問民法だけやって、他の教科はやらない、といったことにはせず、毎日全教科を1問でもいいから解く、ということを続けたほうが良いと思います。
そして、民法の中でももっと細かく、どの内容、例えば代理とか時効とか抵当権とか、どの項目が苦手なのかをよく見て、その項目に関する問題集(他資格セレクト問題集など)の自分が×や△だったものを再度繰り返してやるのです。
このとき自分のやった問題を「演習ノート」に書き残してきたこと、そしてその正誤結果をExcel表に記録しておいたことが生きてきます。
アガルートのテキストには、毎年の本試験における内容(項目)別の出題傾向も巻末に載っていますので、例えば自分の苦手項目が頻出の内容であれば、絶対に解けるようになっておかなくちゃいけませんよね。
この時期は、こうしたことができる最後のチャンスになりますので、本試験に向けてギアチェンジして加速していく気持ちで取り組みましょう。
次回は一般知識問題の分析についても触れたいと思います。
では、今回はこの辺で失礼します。
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(詳しくは第25~27回の記事をご覧下さい。)
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